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17年くらい前の怖い実体験(後編)

(´・ω・`)毎日水まわりが涼しくなっていく

そんな、まだ暑さの残る10月

 

 

月曜の昼過ぎ、決定的な事件の発端は起こった

 

 

マズイ気配がしたのだ

あろう事か、昼に

 

 

(´・ω・`)気配というのは、ワカラン奴には伝えにくいが

 

 

視線を感じる

 

とかのハナシではない

 

もっと具体的なヤツだ

ワカるヤツなら、すぐにワカるだろうが

 

 

 

(´・ω・`)試しに

 

目を閉じて

手のひらを広げ

目元ギリギリ、触れない位置まで近づけてみたまえ

 

なにか、モワっとした感じがあるハズだ

 

 

(´・ω・`)ソレはつまり、体から出てる赤外線を感じるのだ

近、中、遠のどれかは忘れたが

赤外線だ

 

体からは赤外線が出ているから

その行動で

光の他に、目と肌に感じる違和感は、赤外線の類いである

 

 

腹が痛い時なんか

腹に手を当てると、痛みが和らぐだろう?

ありゃ確か、赤外線の共鳴的な効果だったハズ

 

うろ覚えだが、大きくハズレじゃあない話

知りたきゃ勝手に調べるがイイ

 

 

話を戻すと

(・´ω`・)個人的には、その感覚がソックリなのだ

近寄ってきた時の、見えない君の気配に

 

 

(´・ω・`)で

店の中の

なにもない空間で

 

ある瞬間、その赤外線モドキな違和感に包まれた

 

部位は右上半身

 

頭の右半分から、右肩口まで

赤外線的な『何か』に包まれた

当然、視覚には何もない

 

 

 

(´゜ω゜`)!?

 

 

 

 

(´゜ω゜`)!???

 

 

 

 

(´・ω・`)マズイ、そういう場とか気配は

大概は事前、見た目でそもそもわかる

 

 

第一、人気と活気には遮断されたような場でしか

普通は、そういうのは居ないか

 

居たとしても

そうそう昼間に存在感は出せない

 

(・´ω`・)あくまで、経験上ではあるがの

 

 

 

 

(´・ω・`)田舎の周辺では

もっとも悪名だかい『慰霊の森』

 

普段なら、気配がわかるヒトなら

周辺を通っただけでもチト危ない場なんだが

 

近隣の祭りの時には鎮まるくらい

活気と、見えない君の活動力は

おそらく関係がある

 

 

普通は

 

暗がり

湿気

無活気

 

の場でしか活動しない、できないハズなのよ

(´・ω・`)そんな常識が自分にはあった

 

 

(・´ω`・)が、フッ飛んだ

 

 

 

(´・ω・`)あろう事か?

 

日当たりよく

ヒト気がある

店内で

 

 

存在感を示せる

 

 

(´゜ω゜`)あるいは

現在のワガハイのごとき!

常識と空気を理解できても無視できる、イレギュラー!?

 

 

 

(´・ω・`)マジで初体験過ぎて

ワガハイ、店内で盛大にキョドった

 

 

あっちウロウロ

こっちウロウロ

 

 

動けば離れるが

数瞬後にはついてくる、謎の気配、、、

(´゜ω゜`)大変こまる!

 

 

 

(´・ω・`)とはいえ仕事がくれば話は別

怖くとも、仕事はソレとは切り離して普通にする

 

最初は仕事中にも気配はあった

が、しかし

いつしか、気づくと気配は居なくなっていた

 

ただし

心配が尽きる事もなかった

 

 

あんな違和感は、あの時が空前にして

今に至るも絶後

怖すぎて、その場限りで百物語を読むのはヤメた

 

 

(´・ω・`)そんな7日め、いや8日めかな?それは月曜だった

 

神奈川は火曜が床屋の定休

月曜は、週刊少年ジャンプを読む日でもある

 

 

なんだかんだ、ビクビクしつつも

その後は特に異変なく

 

 

次第に油断しつつの、深夜2時過ぎ

 

寮の部屋で

 

(´・ω・`)仰向けで週刊少年ジャンプを読んでいた、その時

 

 

どう考えても『マズイ存在感』が部屋に入ってきた

 

 

(´・ω・`)部屋の入り口の位置

モノクロの、エアロスミスのポスターを貼ってある場所に

『何か』は居た

 

 

すぐに布団をかぶったし

視認はしてない

というかしたくない

 

そして

マズイ事だけはとてもわかる

圧迫感が違うのよ

場所も間違いない

 

確実に

部屋の入り口に居た

朝には、その証拠?も残されていたしな

 

 

 

(´・ω・`)ココまでで

『思い込みだろ?』

という声は、あるだろう

 

だが、待って欲しい

 

昼に関しては

『金縛り?ヘーキだべ』

と思っていたし

 

この夜に関しても

警戒を解いてしまった時だったのだ

『ヘーキっぽいな。(*´▽`*)よし!』

みたいな

 

 

ヘーキと思ってて起こる、怖い思い込みでは

矛盾があるよね

 

 

 

話を戻そう

(´・ω・`)まだ暑い時期で

エアコンのリモコンはリモコンでなく紐付きで

そのリモコンも入り口付近

 

 

めっちゃ暑かったが

布団を被った

無駄であっても、せめて仕切りくらい欲しいと思うほどの

『悪意』を叩きつけられたのだ

 

 

 

 

(・´ω`・)悪意の視線

そんなイメージだが

 

一番近い感じは

『刃物を持った誰かに、敵意持つ視線を向けられた感じ』

といったところだろうか

 

 

(´・ω・`)ちなみに

 

この 仕切り

というのは、たぶん無駄ではない

 

 

おそらく、無いよりはだいぶマシ

無布団より、ウスガケでも、なにかあるとマシ

 

 

体勢は

仰向けよりは、横向き

横向きよりうつ伏せの方が防御力がある

 

少なくとも

うつ伏せで金縛りを食らった事はないかなあ

 

(・´ω`・)まあ経験上な

 

 

(´・ω・`)その後

四人住む寮にも関わらず

扉が開いて足音して、しかし誰も帰ってこない的な音を聞きつつ

 

 

まあ三時間は眠れなかったし

『何か』は居続けた

 

その間

布団はかぶりっぱなし

 

超あっつい

あと

超コワイ

 

 

(´・ω・`)結局は寝オチたが

 

 

起きたらアレですよ

前述の、エアロスミスのモノクロポスター

『引っ掻き傷みたいな、青い光が浮きまくってた』

 

(´゜ω゜`)速攻で剥がして捨てたね!!マジで!!!

がっでむ!!!

 

 

 

 

(・´ω`・)そこからその日、ビクビクしつつも

特に異変が無いし

 

 

ちょっと昼だからと油断して

 

 

若かったしよ?

(´・ω・`)自家発電しようとした瞬間ですわ

 

 

全身、赤外線に包まれたね

 

(´゜ω゜`)マジどん引き!!

 

 

 

(´・ω・`)この後

冗談抜きで部屋は軽い魔窟になってたみたいでなあ

 

 

一週間で多数集めて

そのせいで一時的に、集まりやすい場にもなってたっぽいね

 

 

その後一年は

部屋の中に、なんだかヒンヤリ涼しいスポットも出来たし

 

 

なんかの拍子に、焚いてもない線香の香りとか

(霊臭、で検索してみ?)

 

 

たぶん住人が機嫌悪いと

なんか針でアチコチ刺されるカンジがしたりとか

 

 

他の従業員の部屋を深夜に覗いてたり

何故か他の部屋の妙な位置に、室内サンダルを揃えて置いてたり

複数、謎ムーブの目撃談があったり

 

(*´▽`*)、、、とまあ

微笑ましい思い出話な

 

 

(´・ω・`)あんま長くホラーに付き合うと

集まるのだ、という経験談

 

百物語というのは、マジだと思うよ

 

 

 

ワカるヒトには、余計寄ってきやすいと思うし

 

ワカらんでも

集まったり、となりに居るようでは

 

あまり良い影響は、無いだろうねえ

 

 

 

 

なんにしても、物理影響がポスター程度で済んで良かった

 

(・´ω`・)あたしゃ

 

向こうからは殴れるのに

こちらからは反撃できない何か

 

には、二度と関わりたくないわあ

 

と、いう事で

以降は怪談は読まない

 

ギャグを見る調子で見ていられる

貞子vs伽椰子』

(´・ω・`)のような、ギャグホラーなら別だけどなあ

 

 

一度だけ

面白すぎて禁を破ってしまったのは

『妖怪退治の仕事してるけど、なにか質問ある?』

を読んだ時

 

バッチリまた怖い思いをさせられたので

もうさすがに読まないズラ